会社の設立後は定期的に税務関連や社会保険(年金・健康保険)関連の手続があります。
都度お役所に出向くのは面倒なので、オンラインで手続しています。その点についても記事にまとめています。
手続全般
合同会社・一人社長法人の諸手続|会社の年間スケジュール
法人税の申告、納税をはじめとして年末調整や社会保険関連の手続など、小さい会社であっても毎年行うべき手続があります。
この記事では合同会社・一人社長法人の年間のスケジュールをまとめています。
当社の場合、法人税申告は税理士に依頼していますが、それ以外はすべてオンライン・電子化して手続を省力化しています。
社会保険関連
GビズIDを利用して「被保険者報酬月額算定基礎届」を電子申請
私たちが毎月徴収されている社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料)は、毎年4月から6月の報酬金額をもとに決められています。この報酬金額を当局(日本年金機構)に届け出る手続が「被保険者報酬月額算定基礎届」になります。この算定基礎届は毎年7月10日までに行う必要があります。
「GビズID」を利用すればオンラインで手続を完結することができます。本記事では実際の申請方法を解説しています。
税務関連
e-taxで「源泉所得税納付書」を提出する
法人は「源泉所得税納付書」(所得税徴収高計算書)を少なくとも年2回提出する必要があります。(当社は年2回)
そして当社は給与を最低限に抑えているため、実際に納付する金額はゼロ円です。それでも納付書の提出は必要です。
オンライン(e-tax)で提出すると簡単ですぐに終わります。
eLTAXで法人地方税を納税する(都道府県/市町村)
法人地方税は、業績にかかわらず毎年納付する必要があります。
でも・・・銀行に行くのが面倒、行く時間がない!という方はeLTAX(エルタックス)で電子納付するのが便利です。
一人社長の法人・源泉徴収なしでも年末調整は必要?確定申告との関係は?|考え方と必要な手続
【税理士監修記事】
毎年11月頃、税務署から年末調整をするように、という連絡が届きます。税務署からの連絡は、従業員がいて源泉徴収も行っている会社を前提にしているので、当社の状況にはあてはまりませんでした。
そもそも年末調整とは何か?社長一人・源泉徴収なしの場合、社長の確定申告ではだめなの?などの素朴な疑問を解決する記事です。
一人社長・源泉徴収なしの会社の年末調整手続|e-taxとeLTAXでの必要書類の作成・提出方法
別記事「一人社長の法人・源泉徴収なしでも年末調整は必要?」で解説した年末調整手続を具体的に解説しています。市町村向けの書類(「源泉徴収票」「給与支払報告書」「法定調書合計表」)についてはeLTAXという専用のオンラインシステムがあるので、eLTAXを利用した手続を解説しています。
eLTAXでの償却資産申告方法 (初めての申告)| 少額の資産でも申告が必要な場合があります
【税理士監修記事】
償却資産の所有者は毎年1月1日現在の資産の状況などについて申告しなければなりません。当局が固定資産税を課税するため、こちらから資産の状況をお知らせする必要があるようです。小さい会社は関係ないのでは?と思っていましたが当社にも申告対象がありました。
具体的には「固定資産」 or「 中小企業者等の全額損金算入特例適用(10万円以上)」が対象になります。オンライン(eLTAX)での申告手続も解説しています。