一条ゆかり先生の「私の履歴書」(2)

昨日に引き続きこの話。いつも日経はスマホで読んでいるので気付かなかったのですが、紙面の「私の履歴書」のタイトル部分もものすごく可愛いらしく、個性的です。

改めて手持ちの有閑倶楽部を読み直してみました(まだ3巻あたりですが)。

1980年代、バブル前の時代あたりでしょうか。時代が時代なのでルッキズムがあることはやむを得ないのですが(ただし少女漫画は全般的に美しい人が主人公なので、仕方がない)、男女差別というか、「女性だから〇〇」という描写があまりない、というかほとんどないと感じました。

昔はそういう視点で読んでいなかったので新たな発見でした。

上記のように「女なら」というセリフもありますが、ちゃんと「男性3人もできますのよ」と付け加えてます。ちなみにこのコマは「有閑倶楽部」第3巻からの引用。知る人は知っている瑠璃子ちゃんが出てくるお話です。

本日の「私の履歴書」によると、子供の頃男性が家事をしないことにとても不満を感じていたということだったので、一条先生の考え方もそういう経験が背景になっているのかな、と感じた次第です。

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